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第83話

飴村乱数 11話
あなた

それって…!

飴村さんの手には、私の書いたデザイン案が握られていた。
いつの日か、書いたままどこかにやってしまったと思っていた。
飴村乱数
飴村乱数
ごめんね、勝手に貰っちゃったけど
飴村さんが私の手を握り、顔を覗き込む。
飴村乱数
飴村乱数
いつか君は、デザイナーの才能も開花させてたみたいだね
2年前、飴村さんに言われた言葉。
『君にはデザイナーの才能がないんだよ』
真摯で真っ直ぐな瞳が重なる。
思わず涙がこぼれた。
あなた

認めてっ、貰えるんですかっ…

飴村乱数
飴村乱数
そうだよ
飴村さんは優しく微笑んで、私の頭を撫でた。
飴村乱数
飴村乱数
僕が、このキャンペーンに、推してあげる
ずっと待ち望んでた言葉。
どこかで諦めていた言葉。
一番、欲しかった言葉だ。
飴村乱数
飴村乱数
だーかーらっ!
いつもの声のトーンに戻って、涙を拭われる。
飴村乱数
飴村乱数
泣いてちゃめっ、だよ?
あなた

っ、はは

思わず笑みが溢れる。
あなた

はいっ

事務所の窓には夕日が差し込んでいた。
to be continued...