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第91話

夢野幻太郎 8話
あれから数週間後。
ゆったりとした、しかし騒がしい日々に身を委ね、あの不思議な時間は忘れかけられていた時。
カランコロン
あなた

いらっしゃ…あ!

挨拶も半ばでその姿に驚く。
夢野幻太郎
夢野幻太郎
こんにちは
あなた

幻太郎さん!!

タタタ、と駆け寄って向かい合って立つ。
夢野幻太郎
夢野幻太郎
お久しぶりですね
あなた

はい…!

心なしか心が浮き立つ。
あの日の経験は、私に感じたことのない感覚を与えた。
聞き上手、って言うのかな。
こっちが自主的に話してるんじゃなくて、向こうが私の言葉を引き出す。
あなた

(今日も話せるかな…)

前と同じ、窓際の席に案内した。
夢野幻太郎
夢野幻太郎
しばらく来れていなくて申し訳ありません
締切が迫っていたもので…と言って幻太郎さんは顔をしかめた。
私は目を輝かせる。
あなた

締切、ということは新作ですか?

夢野幻太郎
夢野幻太郎
そうですね
あなた

今度はどんなお話を?

夢野幻太郎
夢野幻太郎
いえ、曲です
え?
曲って言った?
この人、作家だよね?
作曲家だっけ?
あなた

えっと…どんな曲を…?

夢野幻太郎
夢野幻太郎
ラップ…ですかね?
あなた

はぁ?

思わず大きな声で聞き返した。