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ヒプノシスマイク 夢小説
波羅夷空却 3話
ビルのすぐ横の錆びた階段を登る。
辿り着いたのは、思い出の場所だった。
だだっ広い空間の真ん中に、父と母の遺骨を置く。
お父さん、お母さん
よくここで、3人で話したよね。
お父さんてば、いつもふざけてばっかりでさ。
お母さんによく怒られてたね。
っ…
そう言葉にするより先に涙が溢れた。
どうしてっ…
どうして、
私も殺してくれなかったの?
うぅ…
息も苦しいほどに涙がとめどなく流れる。
私はフラフラと立ち上がり、屋上の柵を跨いだ。
今、そっち行くからっ…
自殺なんて思いつきもしなかった。
ただ、絶望だけが私の身を包んでいた。
けど、さっきの人の言葉。
『自殺すんなら___』
その先は覚えてないけど、目を覚まさせてくれた。
死ねば、楽になれるんだね
私は足を踏み出した。
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