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ヒプノシスマイク 夢小説
碧棺左馬刻 4話
すまんな、始めよう
部屋に戻ると先程と同じように構成員が並んでいた。
それぞれの前には1つづつ、お膳が置かれている。
私は父の席の横に座った。
こいつの事だ
父はそう言って私を顎で指す。
火貂組の若頭のところへ嫁がせることになった
…っ!?
高橋さんが大きく身じろぎをする。
構成員の呼吸もかすかに乱れるのが聞こえる。
(…え?)
少し遅れて私の意識も反応した。
碧棺のところへやるんですか!?
(う、そ…でしょ)
父の組は碧棺左馬刻が若頭を務める火貂組の傘下。
しかも末端の末端。
一生関わることはないと思っていた。
ああ、会合でこいつの話をしたらえらく気に入られてなぁ
そう言って父は私の頭をワシャワシャと撫でる。
とりあえず結婚前提の付き合いからってことになってな
お、親父っ!ほ、本気ですか…?
高橋さんは父の前まで出てきて正座をした。
碧棺左馬刻っていやぁ…女癖が悪いのと乱暴な気性で有名な…
話を遮って父がハッハッハと笑う。
…下がれ高橋
目は凍るように冷たい。
っ…!
それに、く、クスリだって…
高橋さんは絞るように言葉を絞り出すと、唇を噛んで部屋を出ていった。
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