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第81話

飴村乱数 9話
飴村乱数
飴村乱数
正直、出会った頃のあなたちゃんには光るセンスが無かった
あなた

っ……

言い返す言葉も無い。
あの頃はただ、自分の実力が世界に認められることを信じて疑わなかった。
でも、飴村さんの作る洋服に、すべてのプライドを打ち砕かれた。
飴村乱数
飴村乱数
あの時、あなたちゃんは必死に頭を下げてお願いしたよね
『弟子にしてくださいっ…!!』
あの頃の記憶は、まだ鮮明に思い出せる。
土砂降りの中、土下座したりしたっけ。
飴村乱数
飴村乱数
でも僕は…
あなた

受け入れなかった…

目を見合わせて微笑む。
あなた

懐かしいですね

あの頃、飴村さんを本当に憎く思った。
殺してやろうかとさえ思いつめた。
飴村乱数
飴村乱数
正直ね、めんどくさいなーって。思ったよ
思わず苦笑する。
突然弟子にしてって頼み込んで、断ったら命狙ってくるなんて、どこのメンヘラだよ、と今なら思える。
でも当時は…
飴村乱数
飴村乱数
あなたちゃんは死ぬほど追い込まれてた
周りの皆はどんどん成功するのに、私だけ前に進めなかった。
それを全部、飴村さんのせいにしたんだ。
飴村乱数
飴村乱数
だから僕は、君をモデルとして登用した