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第128話

伊弉冉 一二三 8話
ボトルの飲み口を口から話すと、カイさんは私の隣に座った。
カイ
で、何があったんだよ
あなた

やぁ、ね、別に…

手を顔の前でひらひらと振って誤魔化そうとするとその手首を掴まれた。
カイ
誤魔化すな馬鹿
あなた

うへへ…

そう、笑って私は目の泣き跡を擦った。
あなた

一二三さんって、女性恐怖症だったんだね…

カイ
うん…あ、お前…
あなた

一二三さんは、私のこと男だと思ってるみたい

カイ
……
カイさんは俯いて黙り込む。
つられて私も、息を止めるほどに黙ってしまった。
フロアからコールの声が聞こえる。
カイ
で、どうするつもりだよ
あなた

ど、うするって…

カイ
一二三さんに、言うのか?言わないのか?
あなた

ど、うしよ…

どの音だけに力が入り、語尾からヘナヘナと力が抜ける。
カイ
もし言うんなら…
あなた

分かってる

その先は遮った。