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第10話

山田一郎 10話
パトカーから警官が降りてくる。
警察官
一郎くん!
山田一郎
山田一郎
おー!田中さんじゃないスか!
田中と呼ばれた警察官はタタタ、と走ってくる。
あなた

(恥ずかしいから来ないで…!)

ぎゅっと目を瞑るけど、警官は私に触れずに話し始めた。
警察官
やー!いつぶりかな!
山田一郎
山田一郎
いやいや、前あったの先月とかじゃないスか?
警察官
そうだっけな!
ワハハ、と二人で笑い合う。
いや、ストーカーの通報を受けて来たんじゃないの?
あなた

あの…

止まらないお喋りに横槍を入れる。
警察官
ああ!そうだったね!
まだ何も言ってないけど、警官は手を叩いてストーカーの方へ寄った。
警察官
まーた殴ったろー
ストーカーの顔を右に左に傾けながら言う。
山田一郎
山田一郎
そいつ刃物持ってたんで
警察官
やー!そーれはいけないなぁ!
テンション高いなこの人…。
あなた

ちょっとおろしてください…

警官の人が見ていない隙に訴える。
赤と緑のオッドアイがこっちを覗き込んだ。
山田一郎
山田一郎
……
あなた

もう歩けます!

山田一郎
山田一郎
まだ何も言ってないだろ…
それでも不服そうに地面におろしてくれた。
警察官
あぁ、そっちの女の子!怪我は?
あなた

ちょっと擦りむい…

山田一郎
山田一郎
刃物で切りつけられたみたいっす。あと押し倒されて擦り傷も
あなた

え?

あなた

私そんなことされて…

言ってる途中で口を抑えられて“シー”のポーズ。
山田一郎
山田一郎
こういった方が良いから
何がいいのか分からないけど、口を抑えられてるからとりあえず頷く。