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第119話

神宮寺寂雷 11話
二人で横並びにソファに腰掛ける。
先生は私の背中を優しくさすってくれた。
神宮寺寂雷
神宮寺寂雷
はやとくんの言動に涙しているのですか?
あなた

…はい

私は鼻をすすりながら返事をする。
神宮寺寂雷
神宮寺寂雷
どのような言動ですか?
『どーせ死ぬんだよ、俺』
『死ぬまでに好きなもんいっぱい食べたかったなって…』
今日聞いたはやとくんの声が耳の奥でこだまする。
あなた

死ぬ事を、受け入れているつもりで…

あなた

どこか、諦めきれていない…

あの時、感じた無力さ。
さっき、はやとくんの顔に映った切なさ。
感情が押し寄せてきて、涙となり目から溢れる。
あなた

私より…ひとまわり年下の男の子が…

あなた

そんな複雑な心境を抱いてなお…

涙でグシャグシャの顔を上げて、訴えるように先生を見る。
あなた

笑ってるんです…っ

先生は、私の瞳を見た。
神宮寺寂雷
神宮寺寂雷
それで、どう感じましたか?
いつもの包むような声ではなく、試すような声だった。