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第48話

碧棺左馬刻 11話
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
アァ?
怪訝な顔をされる。
でも…
あなた

(この部屋には流石に住めない…)

今まで住んでた部屋は質素な和室。
3畳だけの空間に寝起きしていた。
小さなちゃぶ台と、部屋に不釣り合いなやけに大きな鏡。
それが私の生活空間。
父には、働きもしないのに部屋に住まわせてもらえるだけありがたいと思え。と幼い頃から言われ続けた。
あなた

私、この部屋には住めません

碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ハァ?
更に顔をしかめて聞き返される。
あなた

私は働かないのに、この家に何も利益をもたらさないのに、こんないい部屋に住まわせてもらうことなんてできません

碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
こっちは家具とか用意したんだが?
あなた

誰か女の子にあげてください。私なんかには勿体無いです。こんな可愛らしい部屋…

そう言いながら横目で部屋を見る。
正直、住みたい。
フカフカの布団で、広々とした机で生活してみたい。
あなた

住めません。倉庫でもいいです。寝れるだけの空間だけください

赤い目を見上げて告げる。
父の教えを守りたいわけじゃない。
これは私の信念。
せめてそれだけは守りたい。
すると碧棺は頭を掻いて
碧棺左馬刻
碧棺左馬刻
ハァァ…
と、深くため息をついた。