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第104話

有栖川帝統 9話
有栖川帝統
有栖川帝統
俺は賭場で負けたけど、今勝ってる
帝統も机に頬をつけ、私と目を合わせてくる。
にっと笑ったその目が妖しくキラリと光った。
あなた

今?

有栖川帝統
有栖川帝統
お前と会えた
あなた

はい?

今なんて言った?
急に口説き始めた?
初対面だぞ、やばいでしょ。
そう警鐘を鳴らす脳に反して、心臓だけが変に大きく脈打つ。
あなた

なん…

有栖川帝統
有栖川帝統
…鍋食えたし?
帝統はいたずらっぽく笑みを浮かべた。
あなた

なんだぁ!結局鍋!?

ガバっと跳ね起きて立ち上がる。
有栖川帝統
有栖川帝統
なんだぁってなんだよ…え、どこ行くんだよ
あなた

うっさい!冷蔵庫!

小走りで冷蔵庫へ向かい、扉を開けて火照った頬を冷やした。
あなた

(バカじゃないの…)

気持ちを落ち着かせるために、そう、心の中でずっとつぶやく。
帝統の顔が脳裏に焼き付いて離れない。
少し落ち着いてきて目を開けると、金色の缶が目に入る。
あなた

…!

数本、缶を手に取り机に戻った。
有栖川帝統
有栖川帝統
えっ