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第101話

有栖川帝統 6話
胸の底でぐるぐるする嫌悪感。
目の前の大きな犬みたいな人に対する…同情?
そんなのがずっと体を駆け巡る。
もやもやしている間にお鍋ができてしまった。
あなた

はぁ…

またため息をつき、部屋の真ん中に置かれた丸い机に鍋を持っていく。
あなた

帝統

有栖川帝統
有栖川帝統
ふぇ?
間抜け顔で見上げてきて、ちょっとにやっとしてしまう。
有栖川帝統
有栖川帝統
なんだよ?
あなた

カセットコンロ置いて

そこにあるから、とキッチンのカウンターを顎で指す。
有栖川帝統
有栖川帝統
えー…なんで俺が…
あなた

今すぐ通報してもいいんですけど?

有栖川帝統
有栖川帝統
にゃー!!喜んで置かせていただきます!!
ピョーンと飛んでカセットコンロを持ってくる。
ほんとに犬みたいだな。
コンロの上に鍋を置き、再加熱する。
あなた

ポン酢?

有栖川帝統
有栖川帝統
ん?うん
冷蔵庫の方へ行き、ポン酢とお椀とお箸を二人分手に持った。
時間がたったから酔いが抜けてきて、今の状況に困惑する。
あなた

(なんでここまでしてあげてんの…?)