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第56話

入間銃兎 6話
そのまま少し歩くと、小さなお店の前に着いた。
入間銃兎
入間銃兎
ここです
カランコロンと音を立ててドアを開く。
中はオシャレなバーだった。
ジャズをBGMにマスターがグラスを磨いている。
マスター
入間さん。お久しぶりです
マスターは恭しく頭を下げた。
入間銃兎
入間銃兎
何か食い物をくれ
そう言いながら腰の高い椅子に座る。
入間に手招きされて私もその隣に座った。
マスター
お飲み物はいかが致しましょう?
入間銃兎
入間銃兎
お茶でいい。この後用がある
二人の会話をぼーっと見つめる。
しばらく経つと、目の前にオムライスが出された。
マスター
どうぞ
そう言ってスプーンを渡される。
私は戸惑って入間を見た。
入間銃兎
入間銃兎
食べて下さい。貴女はかなり…空腹のようですから
手を合わせて目を閉じて小さく俯く。
ふわふわの卵を開いてスプーンを入れ、乾ききった口に運ぶ。
あなた

…おいしい…

空腹は最高の調味料…なのか、本当にオムライスが美味しいのか分からないけど、ひたすらに美味しかった。
次々と卵とご飯を口に運ぶ。
気付くと食べ終わっていた。
あなた

ごちそうさまでした!

元気にそう言うと、マスターが微笑む。
マスター
お粗末様でした。元気が出たようですね、お嬢さん?
あなた

はい!ありがとうございます

小さくペコリとお辞儀をすると、入間も笑った。
入間銃兎
入間銃兎
美味しいでしょう、ここのご飯は
私も笑ってそれに返す。
入間も自分の前のオムライスを食べ始めた。