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第70話

毒島メイソン理鶯 10話
大きな包丁を握り、素材を切っていく。
普段から自炊しててよかった…。
男性はずっと私の後ろで見守っている。
あなた

(や、やりづらい…)

トン、トン、トンとキノコを切る音がやけに響いた。
毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯
………
あなた

(微動だにしないなこの人…)

なにかこの男性を引き離す方法を考えなくては…。
あなた

いたっ

少し考え事を始めた瞬間に指先に痛みが走る。
あなた

あー…

普段とは違う、大きな包丁に、左手の親指がざっくり切れていた。
毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯
!!
男性は慌てたように私の左腕を掴み、
あなた

えっ?

そのまま指先を口に。
傷口を舐められる。
血を吸われる。
あなた

え?

戸惑うことしかできない。
暫くそうしていると、男性が指を離した。
あなた

えぇ?

毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯
痛くはないか?
あなた

いや…え?

痛いですけど?
その言葉も出ない。
頭が回らない。
毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯
切るのは小官がやろう。貴殿は米を炊いてくれ
まな板の前を陣取られ、その後ろに突っ立っている私。
暫くすると、つま先から頭までを熱が駆け抜けた。
やっと脳が状況を飲み込む。
あなた

(うわ…)

首の後ろまで赤くなるのを感じる。
あなた

わー!!何やってんですかぁ!

ごまかすようにそう叫んで、焚き火の方に向かう。
あなた

(なんだあの人なんだあの人なんだあの人)

毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯
む、どうかしたか?
振り向いて問われても聞こえないふりをした。
ほんとになんだあの人…!