窓から入ってくる日差しが眩しくて目を開ける。
『朝だ…』
いつの間にか寝てたみたい。
とりあえずお風呂に入ろう、お風呂に入って上がってきたらぱくさんが帰ってきてた。
🐥「こんな時間に風呂か」
『ご飯から帰ってきてそのまま寝てしまってて…』
🐥「またすぐに会社に戻らなきゃ行けない」
“会社に”って居なかったくせに。
『そうなんですね。頑張ってください。』
ぱくさんの顔みたくなくて床見て話していたら
🐥「床に応援する奴初めて見たわ笑」
ってぱくさんが。
『ぱくさん応援したんですけどね』
🐥「じゃあこっちみて言えよ」
近ずいてきて無理やり顔をあげさせられる。
『触らないでください。』
ぱくさんの手をふりはらった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!