朝
いつも通りご飯を食べて学校に向かう。
成績はいいほうでも悪いほうでもない。
適当に授業聞いて適当に生活して学ぶべきことは学んでる。
放課後昨日メールで来た場所に行ってみる。
『すみませーん』
👨🏻💼「はい」
『昨日応募したあなたですが』
👨🏻💼「あー!待ってたよそこに座って」
👨🏻💼「こういう仕事は初めて?」
『はい』
👨🏻💼「じゃあ君は初心者グループに入ってくれ」
『…はい』
👨🏻💼「緊張してる?」
『少しだけ』
さっきまで余裕だったのにやっぱりその場に来ると緊張する。
👨🏻💼「大丈夫。すぐに慣れるよ」
『あの、仕事内容って具体的に…』
👨🏻💼「仕事内容はお客様に呼ばれたら行って“行為をする”だけ」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!