第27話

体だけ愛してる。
8,322
2020/12/15 15:44
『だ、大丈夫です』
ぐくさんが顔を近づけてくるから自然に足が後ろに行く。
でもすぐ後ろにドアがあって行き場を無くす。
顔がどんどん近づいてきてそのままキスされた。
ぱくさんとは違って短いキスを何回もしてくる。
腰にあった手が下に降りてきて足を撫でてくる。
体がゾワゾワして足の力が抜ける。
膝から崩れそうになる。
崩れそうな私に気づいたのか足の間にぐくさんの足が入ってくる。
『ぐくさん…』
🐰「大丈夫、全部僕に任せて。」
そう言うと服の中に手が入ってきてお腹を触ってくる。
今まで味わったことのない感覚。
『ぐくさん待っ…』
ぐくさんを止めようとしたそのとき
“プルルルル”
ぐくさんの電話が鳴った。
不機嫌そうに電話に出る。
🐰「もしもし」
👩🏻‍🦱「社長、お客様がお見えになってます」
🐰「だれ」
👩🏻‍🦱「イ社長です」
🐰「第1会議室に案内しててすぐに行くから」
👩🏻‍🦱「わかりました」
“ブチ”
🐰「ごめんだけど呼ばれたから今日はもう帰ってもらっていい?」
『わかりました』
🐰「あとこれ」
ぐくさんは私に封筒を渡してきた。
🐰「今回のお金」
『ありがとうございます』
🐰「またね、あなたちゃん」
そういうと足早に部屋を出ていった。

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