第2話

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614
2021/08/05 11:00
高校時代
吉野北人
吉野北人
好きです。付き合ってください。


あまりタイプじゃない君からの
2回目の告白
私
うーん、いいよ
可愛い目元をパッと輝かせながら喜ぶ彼
私
(子犬?いや、子ブタかな)
彼は女の子からかなりモテているらしい
バスケが上手い上に歌手を目指していて
可愛らしいルックスなのに性格は男らしい
要はモテない理由がない
だがそれが理由で彼からの告白をOKしたわけではない
生憎私は読者モデルをやっていて高校生の中ではかなりの人気
正直告白は何度かされていて彼はそのうちの一人にすぎなかった
ではなぜOKしたか
単純に気になったからだ
告白してきた男は皆ルックスと知名度目当て
一度告白してきたらすんなり諦めて二度目はない
そんなやつばっかりだった
でも彼は二度目の告白をしてきた
初めてだった
一度目は一目惚れしたと告白してきた
それから二度目の告白は1年後だ
これだけ長く想ってくれる人はそういなかった
だから気になった


周りの友達でいない?
別れたのにすぐ男と付き合う人
ずっと理解できなかったけど
もしかしたら付き合ったらどんどん好きになっていくものなのかもって思った
それでOKした
今考えるとだいぶ最低で身勝手な答えだ


そこから私達の交際がスタートした












✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -





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