菅原「ってことがあったんだけど...」
スガさんが全部話している。クラスでのこと。
澤村「それは、七瀬的にも精神的に辛いだろうな...」
東峰「でも俺らが入ったら余計悪化しそうだしな...」
清水「そんな事があっても私たちの前では笑ってて、あなたちゃん大丈夫かな...身を削ってるって言うか...」
澤村「月島はどう思う?」
月島「えっと...本人思ってるより傷ついてます。多分。」
3年ズ「やっぱりかぁ~」
そう言ってため息をこぼす
清水「昨日あなたちゃんずっと俯いたままだったもんね...。」
月島「誰とも目を合わせないようにだそうです。」
東峰「もし辞めるとか言い出したらどうしよ...」
澤村「大丈夫だ。辞めようとかそういう気持ちには絶対させない。辞めさせる気もない」
菅原「全員で、東京行くんだべ。」
コンコン
ガチャ
ニコッ
「七瀬...?」「あなたちゃん?」「あなた?」
時計を指さす
澤村 菅原 東峰「あああああ!」
バタバタと部活に向かいましたとさ?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!