第25話

回想編 ④
30,116
2021/02/05 12:00























中学時代は特にめんどくさかった。












もうなんだか、自分の思っていることを言っても











何か自分がしてあげても











馬鹿にされるだけだった。













友達
あなたって馬鹿だよね!










いやどうでもいい………










友達
顔みただけでなんか笑えるし
 








どうも。全く顔整ってないもんね。














友達
あなた〜!!









だからと言って抱きつくなよ、気持ち悪












…………話すうちにそんなこと











どうでも良くなったけど











友達
ねーねー、あなた、宿題見せて
氏神 あなた
あ、いいよ
 








ほんとにどうでもよかった。










答えを写されようが、










私のせいにされようが











何か盗まれようが










借りパクされようが












氏神 あなた
……まぁ……私には関係ないか
 







そう言って笑いながら過ごしていた。














友達がストレスでお腹が痛くなった時も












助けてあげたけど心底どうでも良かった。















熱が出て自分が倒れても












私には関係ないと思った。


















だって、どうでもいいじゃない。










恩を仇で返されるなら、












私が居なくなった方がマシだし












あの人たちもいなくなった方がいい。














……まぁどうでもいいけどね













友達
お願い!ついてきて









……この時、













私は今日早く帰ってこいと言われていた。












流石に1回は言った。












氏神 あなた
…今日早く帰ってこいって
友達
お願い!1人で行けないから……!








いつも私の事馬鹿にしてるのに












何言ってるんだろう











氏神 あなた
………
友達
お願い……!お願い!あなた!
友達
いつも一緒に帰ってあげてるじゃん
 








……私、あなたなんかと一緒に帰りたくない。












まぁいいけど












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