第9話

9
37,995
2023/07/22 03:36


















五条 悟
ザッコ









何こいつら。












2級ってこの程度かよ、ってくらい弱い。












ってことは、………














氏神が相手してる方に特級……1級がいるのか。














五条 悟
さっさと片付けて手伝うか












俺は目の前の雑魚呪 霊達を睨んでから呟いた。




















____________










氏神 side











たかが準1級、されど準1級。













1級がどこかにいるのに、












ここで手を抜いてはいけない。
















怪我したら1級を相手に出来なくなるから。














準1級呪霊
ヒッヒッヒッ………










こいつ絶対私の事舐めてんじゃん。













うざ













氏神 あなた
何笑ってるの?
準1級呪霊
ヨワソウ……
準1級呪霊
タベタイ………。
氏神 あなた
は?誰を?
準1級呪霊
オマエヲ……タベタイ!!
 








呪霊の癖して多少のコミュニケーションが取れる。















氏神 あなた
そう。








呪霊が手を振りかざしてこようとした・ ・ ・ ・ ・ ・のが見えた。













咄嗟に左に避ける。














氏神 あなた
遅すぎる













今の私はどうしてこんなに、どうして。









いいや、私には関係の無いことで、興味もない事だ。












氏神 あなた
そんなんで人殺してきたんだ。
 















………ふつふつふつ。













胸の奥がきりきりとして、呼吸が乱れて体の奥から何かの洪水が溢れそうになる。私の力では抑えられないのに、私はそれを必死に抑えようとする。















親に怒られた時とか











親が知らない人といた時によく感じていたもの。これは、なんだろう。私は、今何を思っているのだろう。





























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