とある日
朝起きるとテーブルの上にプレゼント箱のようなものと手紙が置かれていた
ナイチンゲールより___
取り敢えず手紙を…
おはようございます。あなた・マリアナ様
この度私ナイチンゲールから貴方に贈り物を用意しております。
気に入られたようでしたら是非ゲーム参加をなされる時使用されてはいかがでしょう。
それとは裏腹にお気に召さなかった場合手紙の中に入っている紙に気に入らなかった部分の詳細を教えてください。
ナイチンゲールより
私が元公爵令嬢だから…?
もうそんなこと気にしなくていいのに。
箱に手を伸ばして丁寧に開ける
箱から出てきたのは衣装だった
早速試着←
後ろのスカートの布がしっかりしていてそれなりに重いのかと思えば全く体に負担がない…
不思議…
ポニーテール…?フィッシュテール?編み込み…?三つ編み…?
左右にお団子でもいいかも
自分の髪を気に入っている夢主←
長い髪を活かしたいのよね…
だからと言って何もせずに下ろすっていうのも…
長い髪に花やら飾ったら変わるかな…?
それに少しだけボリュームがあって……
ブラシと花の髪飾りの刺し物
なるべく形崩れしないように植物の液で作った特別の液
それらを用意して鏡の前に座った
それから…
数十分後
浮かれ気分で部屋に出た
のがイケナカッタ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!