第33話

荘園に来る前の私
4,048
2021/08/09 08:09




カスタムを参加したあの日からよく人が来るようになった…








トレイシー・レズニック
見てみて!!このマカロン凄く可愛くない~?
エミリー・ダイアー
本当ね、でも私はこのホワイトチョコ仕様のマカロンが好きかしら…
エダ・メスマー
甘くて美味しいものね…
(なまえ)
あなた
…何処かの公爵令嬢かっ…←
エミリー・ダイアー
こういうお洒落な菓子を見たら少し贅沢気分になって過ごしたくない?
(なまえ)
あなた
…そうかな…((過去に経験あり←))
トレイシー・レズニック
…まさかその顔…
トレイシー・レズニック
ここに来る前まで何してたの…
(なまえ)
あなた
…ェ…
エダ・メスマー
確かに何してたの?全くあなたの事知らないもの…
エミリー・ダイアー
是非教えて~
(なまえ)
あなた
…ェェ
実はここに来る前までマリアナ家という王族に近い血筋を持ったお嬢様みたいな人だった


気味の悪い人形好きの令嬢やってたなぁ…



思い出しただけでも過去が気持ち悪く思える



エミリー・ダイアー
ま、まさかだけど…マリアナ御一家のお嬢様…な…わけ……ない…よね……?今まで偶然だと思って聞き流していたのだけれど…
トレイシー・レズニック
え?何それ…
エミリー・ダイアー
わ、わからないの!?王族に近い血筋を持つ一家よ!?
トレイシー・レズニック
王族ぅ!?!?
エダ・メスマー
それはどういうこと…?あなた(*^^*)益々気になるわね
(なまえ)
あなた
…ェェェェァット…
トレイシー・レズニック
素直に話してくれたら貴方の大好きなフランス人形仕様の衣装を運営に頼むわよ(*^^*)←←←
(なまえ)
あなた
言います(即答)


















(なまえ)
あなた
確かに私は王族に近い血筋を持っているマリアナ一家の娘だよ…。沢山の王族の人と仲が良かったけれど。私って人形好きじゃない?だから部屋には綺麗に扱われた人形達を飾っていたんだけど…












父「いい加減人形遊びは良さないか…?あなた」



母「そうよ…貴方はもう15になるんだからそれに王族が人形遊びをしている暇などないのよ…?」







と言って私から人形を奪おうとした。


でも人嫌いな私には唯一の友達のような存在であり何より意思がある


そんな人形を焼き捨てろとも言われている



学園に通っていた時だってそう


伯爵令嬢の人達が噂話で


「見てよ…あの令嬢人形遊びが好きらしいのよ」


「まぁ!あの歳でお人形遊びだなんて笑わせてくれるわね」




学園でもバカにされた

でも私はそれを気にしなかった

気にしたところで何か変わる事は無いしなにか文句を言えば面倒なことになる



人形には申し訳ないけれど黙っていることにしている









エミリー・ダイアー
…酷いわね…
(なまえ)
あなた
ええ…令嬢になった所で何も変わりやしないの~
トレイシー・レズニック
肝心なことが聞けてないね~…どうしてこんな所に来たの?
(なまえ)
あなた
…追放されたからだよ
エミリー・ダイアー
…っ…追放!?!?!?!?
(なまえ)
あなた
あら、知らなかったんだ、マリアナ一家の令嬢が追放されたって噂ここ最近有名なのに
エミリー・ダイアー
私には貴族の友人なんて居ないのよ~
エダ・メスマー
でも追放なんて何かしたの?
(なまえ)
あなた
…いいえ?私は何も。全部あの人のせいなの




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ちゐ様
はい。ビッグニュースですね。
ちゐ様
まさかの夢主が王族に近い血筋の持ち主という。
ちゐ様
実はこの設定説明のところでも書く予定だったんですが内緒にした方が面白いかなと思って黙っttt
ちゐ様
ん”ッッ
ちゐ様
次は夢主が荘園に来た理由が明かされますッッ!!
ちゐ様
お楽しみにっ♡

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