第14話

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2020/08/12 18:18




帰って必要最低限の物をまとめて
プレディスの事務所に向かった。









一応、プレディスの練習生としても
ここにいる。






懐かしいなぁ、




スングァンとドギョムと喉が枯れるまで
一緒に歌って。
2人にメボになれるぐらい上手いよって言われて。




ホシと一緒に倒れるぐらいまで
一緒に踊って。
振り付け頑張って考えたよね。





ウジと一緒に夜から朝まで
一緒に曲考えて。
どんなけありがとうを貰ったことか。










ふと、セブチが使ってたダンスルームを見る。



誰もいないからコソッと入って。
コソッと曲を流して。
ちっちゃく踊る。







パクスにアジュナイス。
イエップダにアッキンダ。
ヒットにマイマイ。




1人で歌って踊って、
ほんとにたおれそうだった。


m y
m y
  ッはぁ、はぁ、もっとやらなきゃッ  
  大丈夫ですか、?  




ヤバい。
マスク探さなきゃ、って持ってきてない。
どうしよ、



m y
m y
  だ、大丈夫です、はぁッ  



背を向けたまま会話する。
鏡に顔が映って見えないように
下を向くので相手が誰かは分からない。



  大丈夫じゃないですよ!水!  



そう言って水を持ってきてくれる。



匂いで分かった。ハオちゃんだ。


m y
m y
  ありがと、うございますッ  
み ん は お
み ん は お
  大丈夫ですか、?  



良かった。まだ気づいてないみたい。



m y
m y
  んッ、は、い、!ありがとうございます  
み ん は お
み ん は お
  ここセブチの練習室だけど、
メンバーに内緒にしとくので、
み ん は お
み ん は お
  その代わり僕と一緒に
ダンス踊ってくれませんか?
m y
m y
  それで秘密にしてくれるなら  



ハオに顔バレしないように
1回退出してマスクを取りに出た時に






メンバーにあっちゃった。



  あなた...??  

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