第13話

盗まれたプレート
8,621
2021/05/28 10:28
2人の寝息が聞こえる森の中で、その2人を見つめる3人組の男がいた
ひそひそと、なにか話している
モブA
おい、今の内にプレート盗むか?
モブC
ああ、寝てるしな、今なら大丈夫だろ。
モブC
ついでに隣の女のプレートも盗んでやれ
モブB
大丈夫だよ兄ちゃん。分かってるって
3人組の男がそっと2人に近づく
その内の1人がキルアに触れようとした瞬間
バンッと、キルアの眼が開いた
キルア
なに?アンタら、まだ懲りねーの?
モブB
げっ、お、お前、寝てたんじゃ...
キルア
お前らのせいで起きたんだよ
キルア
あっちでコソコソうるせーから
キルアは奴等が自分達を狙っていることに最初から気づいていた
そして、待っていた。奴等が自分達に攻撃を仕掛けるのを
でも、この考えは失敗だった
モブC
よし!逃げろ!!
キルア
は?
よく見ると、ソイツの手にはあなたのプレートがあった
キルア
!!!っ、おい!待て!!!
全速力で追いかけたが、キルアは自分の気が動転していたのと、アイツらが逃げ足だけは速いので追いつくことが出来なった
キルア
はぁ、はぁ、はぁ.........
元の場所に戻ったら、何も無かったのように寝ているあなた。
そんなあなたを見てキルアは大きなため息を吐いた
そこで、キルアは閃いた
あなたが気配を消してアイツらに近づけば簡単にプレートを奪い返せるのでは?
よし。あなたを起こそう
と思ったが気持ちよさそうに寝ているあなたを見たらそんな気も無くなってきた
そして、その気持ちの良さそうな寝顔を見ているとさっきの事を思い出す
するとキルアの顔が真っ赤になった
キルア
(オレって、なんであんなこと...)
キルア
(ファーストだったかな?)
そんな事考えてる内にキルアはまた恥ずかしくなって来たから考えるのを止めて、寝た
_朝_
あなた

ん...あ、キルアおはよ...

キルア
あなた、ごめん
あなた

え?なんで?

キルア
実はさ...
キルアは昨日の夜のことを全て話した
あなた

そうだったんだ...

キルア
ホントにごめん。オレが取り返せなかったけいで......
あなた

なんでキルアが謝るの?

あなた

私がそのとき起きれなかったのも原因だし

キルア
いや、でも...
あなた

なんかさ、ヒソカに言われたんだ

あなた

私、寝てる時は気配を感じ取れないって

あなた

それに、盗まれたのは私のプレートだけでしょ?

キルア
ああ。そうだ
あなた

なら大丈夫。適当にプレート探してくる

あなた

じゃね、ちょっと行ってくる

_______________________
少し歩いたら、プレートが落ちていた
自分の獲物ターゲットを殺した後に絡んできた奴のプレートだ。
あなた

(そういえばいらないって思ってその辺に捨てたな)

その時のことを思い出しながらそのプレートをひろった
残り2枚プレートが必要だ。
どうしようかと悩みながら歩いていたら
地面から手が出てきて
そこから誰か出てきた
???
あなた?なにしてるの
あなた

イルミ...?

続く
このお話でのモブA、B、Cはアモリ、イモリ、ウモリです
普通にアイコン作ればよかったと書いてる途中思いました。

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