あなたside
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なんだか、私と話してた時のイルミと全然違う
こめかみに嫌な汗がつうっと流れた
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その場の空気が更に張りつめた
低くて重いキルアの一言が放たれて、更に更に場の空気が張りつめた
そして、キルアの威圧感が凄い...押し潰されそうだ
キルアから次々に発せられる言葉に自分の頬がどんどん紅潮していくのがわかった。
キルアの頬もどんどん赤くなっていく
“お揃いだね”自然とこの言葉が頭に浮かんだ
少しだけ頬が緩む
あ、またキルアの頬が赤くなった
なんだか見ていて面白くなってきた
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またイルミと話して、キルアは負けた
まるで抜け殻だった
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レオリオ対ボドロ
キルアがいきなりボトロさんの後ろに回って
ボドロさんを殺した
そして、試験会場から出ていった
待って、キルア、そう言いいながらキルアが出ていった出口に行こうとしたら
立会人だ
無言で元の位置に戻った
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次は私の番だ
1試合目
2試合目
これで私は不合格
クラピカも、レオリオも驚いた顔をしている
はやく、キルアを追いかけなきゃ!
出口へ走った
今度は立会人にも止められなかった
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。