軍の式神人形が大量に現れた。
そのうちの一体が優と君月に襲ってくる。
夾は走り出す。
夾が向かうは外だ。
外、というのは、ヨハネの四騎士がうじゃうじゃいる場所だ。
吸血鬼に支配された人間のすみかもある。
門の兵に身分証を見せる。
兵「はい!」
全速力で出ていく。
その通り際に……
兵「あんなちっさいのに……」
「馬鹿、聞こえるぞ」
「でもあの身分証、本物だぞ?」
「噂ではどっかの坊っちゃんでコネを使ったとか……」
前をむいて、一直線に進んだ。
その頃、優達は
二人が避けようとする。
優は右、君月は左
勿論、予想できるだろうが
手錠が引っ張りあい止まってしまう。
言い争いの間に式神人形がせまり、
二人「あ」
ゴンっーーーーと、攻撃を受けた。
連絡官「訓練中失礼します!
君月くんはここにいますか!!?」
連絡官「至急治療室へ!
あなたの妹が………君月未来さんが
危篤だそうです!!」
ゴッーーーーーー!
優は君月の頬を殴った。
君月は驚いたような顔をして優を見た。
叫んでいた顔から一変、悲しけな顔で
悲痛に。
悲しげに優は訴えたのだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。