同時刻
ふぁぁ…………朝かぁ
吸血鬼にとって睡眠は必要ない。
けど、人間として生きてきた癖か寝てしまうのだ。
(今日もフェリドのとこ、いこっーと)
足を焦り進め、鼻歌を歌いながら進んだ。
プランター。
ここには花々が見事に咲き誇っている。
フェリド!
ハル、待っていたよ
あれ?お客さん?
フェリドの背後には一人の少年がいた。
違うよ、ハル
こっちはミカエラくんだよ〜
ペコリとお辞儀する。
そしてどこかにふらっと行ってしまった。
…………元人間なの?
そうなのさ
彼はね、第三始祖クルルの
血を飲んだのさ
へぇ!
ねえ、フェリド。
ちょっと話してきてもいいかな?
ミカエラくんと!
構わないさ
でも後ほど話をさせてもらうからね
こちらも
わかってるよ、フェリド!
建物の屋上。
初めまして、ミカエラくん♪
…………だれ?
私はね穂積晴。
ミカエラくんと同じ元人間だよ
お前は人間の血を飲んだんだろ?
飲んだよ、勿論
生きる為だから
……………分からないよ
人によって考え方は違うからね
でもミカエラくん、クルル様の血だけじゃ
いつか足りなくなるよ?
……………
それならそれでいいけどね♪
………用がないならさっさと
百夜優一郎
!!
私は知ってるよ?
ミカエラくんの大事な、家族のこと
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!