第18話

勘違い??
4,130
2022/12/18 00:02
太宰side
目が覚めて。
一番に思うこと。
ーー今日、あなたさんからのご褒美貰えるかな?
、、なんて考える僕は、
結構、単純なのかもしれない。
黒服
太宰様、尾崎幹部がお呼びです。
ーー8時に尾崎幹部の部屋にくるように、と。
黒服の声。

ーー僕はどうも、幹部にお呼ばれしてるらしい。
僕(治)
、、、?
僕(治)
分かった、ありがとう。
呼び出された尾崎幹部の執務室の前。
其処には、中也が居た。
僕(治)
あれ、中也も呼び出されたの?
チビナメクジくん
、、あァ、手前ェもか?
僕(治)
うん。でも、何で中也は入らないの?
チビナメクジくん
其れが、一寸ちょっと、な、、
「部屋の様子が、、な、」
と、珍しく蛞蝓なめくじが言葉を濁した。
僕(治)
、、?
僕、、否、僕と蛞蝓くんは、部屋のドアに、
耳をくっつけて、部屋の様子を探ることにした。
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(部屋の中から聞こえる声)
あなた
、、いや、、嫌です、姐さん。
あなた
僕、、痛いのは嫌。
尾崎幹部
大丈夫じゃ。
下手にしなければ痛うない。
あなた
でも、、僕、怖い、、
尾崎幹部
大丈夫じゃ、入れてみぃ。
あなた
そんなぁ、入らないよぉ、、/////
尾崎幹部
何度も妾と練習したろう?
あなた
あ、でも、、本番はぁ、、
尾崎幹部
妾がついておる。安心してするが良い。
あなた
、、僕、姐さんを信頼してますからね??
尾崎幹部
ああ、存分にすると良い。
尾崎幹部
さぁ、ヤるのじゃ。
あなた
、、っ、はい、、。
あなた
、、っ、ぅ、ん、、
あなた
ぁ。
あなたさんの、色っぽい声が小さく漏れた。
尾崎幹部
ほれ、こっちも。
あなた
はい、、。
あなた
ん、、//////
あなた
あ♡
、、。一体、あなたさんは何をされてるんだろう、、
尾崎幹部
ふふっ、初めてにしては上出来じゃの。
あなた
はい、、/////
あなた
姐さんのご指導のお陰です、、♡
あなた
僕、、姐さんにお礼シたいです、、♡
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僕(治)
ちょっと待ったああ!!
チビナメクジくん
大丈夫ですか、あなたさん!
僕らが、バン!と扉を開ける。
尾崎幹部
ん?
尾崎幹部が、僕らの方を見た。
ちなみに今、あなたさんはこちらに背を向けている。
尾崎幹部
誰かと思うとったら、あなたの部下たちではないかえ?
あなた
、、、はっ、、♡
あなた
2人とも、、?
あなた
どおしたの、、?
首だけ動かして、此方こちらを見るあなたさん。
其の目は、涙で潤んでいる。
僕(治)
、、尾崎幹部、あなたさんに何を!?
僕が、声を荒げて云うと、
幹部は「ええっとのぉ、、」と云った。
尾崎幹部
カラーコンタクトを入れる手伝いじゃよ。
チビナメクジくん
へ?
僕(治)
、、ん?、
僕らは、頭上に「?」を浮かべた。
尾崎幹部
あなたの瞳は、ちと他人とは違う色でのぉ。あなたが気にするから、付け方を教えておったのじゃ。
「のぉ?あなた。」
そう呼びかける幹部に。あなたさんは頷いた。
あなた
えぇ、、姐さんには本当にお世話になりました。
あなた
でも何で2人が、こんなに慌てて??
尾崎幹部
、、ふふふ、コイツら妾とお主が色事をしていると勘違いしてたらしいのぉ。
あなた
、、なっ!?
あなた
ぼ、僕が姐さんと、、?
あなた
そ、そんな、、//////
あなたさんは、顔を赤くした。
2人
(は、、?)
2人
(あなたさん、男のハズなのに、、)
2人
(可愛くないか!?)
尾崎幹部
、、、。(察し)
尾崎幹部
(面白い事になりそうじゃ。)

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