第3話

出会い。
476
2020/02/01 08:05
透夏
透夏
一体どこまで続いてるの…!?
路地裏はいくら夢でもびっくりするほどの大森林になっていた。
猫太
猫太
にゃぁ!
透夏
透夏
(さっきの猫…?)
猫太
猫太
にゃ!
猫は森の奥へと入っていった…
透夏
透夏
えっ!ちょっと待って…!!
透夏が無我夢中で猫を追っかけいると、神社の鳥居のようなものが見えてきた。
透夏
透夏
神社…?こんなところに!?
猫太
猫太
みゃー!
猫はさらに神社の奥に入ってゆく。
透夏
透夏
だから待って…!
透夏も猫を追って神社へと足を踏み入れる
透夏
透夏
はぁ、はぁ…疲れた…なんでこんなに階段が長いの…
神社の階段は長く、神社の賽銭箱が見える時にはすっかり疲れてしまった。
猫太
猫太
にゃんにゃん!!
猫が本殿に向かって鳴いた。
海斗
海斗
おっ、猫太!帰ってきたのか!
すると中学1年生ほどの男の子が走って出てきた。
海斗
海斗
よしよしよ〜し…ってこの人誰!?
透夏に気づいた男の子が後ずさりした。
透夏
透夏
いやそれはこっちのセリフなんだけど…
男の子を見た透夏が苦笑いしながら頬をかいた

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