第2話

始まり
516
2020/02/01 07:40
透夏
透夏
はぁ…明日から夏休みか……
中学3年生の15歳、朝日奈 透夏はため息混じりに呟いた。
透夏
透夏
(夏休み、特にやることないしなぁ…)
透夏
透夏
とにかく家に帰ろう…
猫太
猫太
うみゃぁ!
どこからかやって来た猫が透夏の足元を通る。
透夏
透夏
うわぁ!びっくりした…猫か…あれ?何あれ…!?
さっきの猫が通った方を見るといつもの路地裏が大森林へと変化していた。
透夏
透夏
えっ…!?なんであの路地裏だけ急に…?
透夏
透夏
周りに人もいないし、とりあえず行ってみようかな…!きっと夢だろうし…うん!
きっと夢だ。そう信じ、透夏は森となった路地裏に入って行ったー

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