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第18話

じれったい2人
【あなた】
___ガチャ


『わっ、!』
慎「っ!ごめん、大丈夫?」


お風呂から出てきた慎くんとぶつかった拍子によろけて壁に背中をぶつけてしまった。

慎くんが私を引き寄せて壁から離し、腕を回して背中をさする。


『慎くん、大丈夫だよ、こっちこそごめんね。』
慎「ううん。歯磨きしにきたの?」
『うん、…慎くん、水ポタポタ落ちてるよ』


私を覗き込む慎くんの髪の毛からは、揺れるたびに水滴が落ちていく。
濡れている髪のせいか、色気があり大人っぽく見えて、見つめられるとなんだか逸らしたくなる。


慎「ぎゅってしていい?」
『え?なにをっ…』


答えをもらう前に、慎くんに抱きしめられる。
ふわっと香るシャンプーの匂い。


『慎くん…身長伸びた?』
慎「分かんない、でもそんなに変わってないよ。」
『こんなに筋肉ついてたっけ…?』
慎「デビュー前よりはめっちゃついてる。何?変な質問ばっかりだね」
『だって、いつもと違う』
慎「何も変わんないよ」


そうかな…いつもより、男の人に見えるんだけどな。


『そろそろ離してー』
慎「嫌」
『えぇ…私の心臓がもたないから離れて』


そう言うとパッと私の顔を見て、顔を赤くした慎くん。動いたせいでまた水滴が垂れる。
慎くんの肩にかかったタオルで髪の毛を少し拭くと、今度は真顔で私を見てくる。


『ねえ、髪。風邪ひくよ』
慎「あぁ…うん」
『、、どうしたの?』
慎「ドキドキすんの?」
『へ?……す、るよ』


真っ直ぐ見つめられ、答えに戸惑う。
そんな私に慎くんは、チュ、と頰にキスをして、イタズラに、でも楽しそうに笑った。


慎「もっとドキドキした?」


きっと真っ赤であろう私を見て満足したのか、翔平に呼ばれリビングへと向かった慎くん。

私は声が出ないほどびっくりして、心臓はバクバクと音を立てていた。



(あー、じれったい2人やなほんまに)
(まあでも可愛いじゃないっすか)
(お前はいつでも可愛いって思っとるやろ)
(ばれました?)

陣/壱馬

[❥Meika❥さんリクエストより]