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第45話

甘々②
【あなた】
慎「なに?さっきから」


だって、気になっちゃうんですもん。
今日の慎くん。


『んーん、別になにもないけど…』
慎「ねえ、ピアスいつ開けたの?」
『え?…うーん、結構前だよ』
慎「彼氏の影響、とか?」
『ちがいますー』
慎「ふぅん、そうなんだ」


ほんと、へんな慎くん。
急にそんなこと聞いてきて。


『っちょ、くすぐったい』
慎「おそろいのピアスつけよーよ」
『わかったから、手、離してって』


耳たぶに触れてくる慎くんは、ワザとだ。
耳弱いの知ってるくせに、
意地悪な顔で笑ってくる。


慎「ふふ、かわいい」
『ひゃぁっ』

スッ、と耳から首筋を指でなぞられて、
ぞくりとする。


『いっ、意地悪』
慎「あなた、そんな顔しないでね、他の人に」

突然体が浮き、
慎くんが私を抱えて自分の足の間に下ろす。

抜け出したくても、お腹をがっちりホールドされ
動けない。


『おもたいー』
慎「ちっさ」
『え、バカにしてる?』
慎「…してない」
『嘘つき、間があったよ完全に!』
慎「ねえ、」
『?』
慎「壱馬さん好き?」
『もちろん好きだけど…どしたの?』


私の質問はフル無視で、
メンバー全員好きかどうか聞く慎くん。

私は前を向いていて、
慎くんの表情は見えないから一体なに考えてるのか全くわからない。


慎「…僕のことは?」
『、、好き』
慎「…こっち、向かないでね」


そう言うと、包み込むようにぎゅうっと抱きしめてくる慎くん。


慎「僕も、あなたが好き。
でも、あなたの“好き”とは違う好き。」
『…慎く、』
慎「困らせたら、ごめんね…もう、言わないから」


最後にもう一度だけ強く抱きしめると、
私の髪をくしゃくしゃってして、
部屋に戻ってしまった慎くん。

バクバクと飛び出そうな心臓。
顔はあっついし、


……慎くん、私も同じ“好き”みたいです。