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第67話

INVISIBLE LOVE①
【あなた】
『ドレスなんて子供の時ぶり…』
「えぇ勿体ない!」
『だって動きづらいもん』
「バカね、誰がドレス着て走り回んのよ」


私のお姉さん的存在の優さん(衣装スタッフ)と、
そんな冗談を交わしながらドレスに着替える。

渡された衣装は、ハイネックから鎖骨下にかけてと、袖がシースルーのスマートシンプルドレス。


慎「ね、ぇ…」
『あ、慎くん。どうしたの?』
慎「いや、、あなた迷うだろうから迎えに…」
『ひどいな、子供じゃないよ!(笑)』
慎「……………」


少しの距離を保ったまま、黙る慎くん。
その視線は私の衣装に注がれていて。


『ドレス、着慣れないんだけど……どう、ですか』
慎「その役、あなたじゃなきゃダメ、、?」
『え?あ…やっぱり、似合わない?』


そっかぁ、とちょっと目線を下げた私。
すると、慎くんが近づいて私の頬をむにゅっとつまんだ。


慎「じゃなくて、可愛い過ぎるから。メンバーに見せるのが嫌っていうか…俺だけで良いのにって……」


態度は大きいくせに、だんだんと語尾が小さくなっていく慎くんが可愛くて、クスッと笑みが溢れた。


『ありがとう』
慎「…ん。」
『よし、行こ!』
慎「はぁ。そっちじゃないよ、撮影。」
『え、』
慎「やっぱ迷子じゃん。ほら行くよ」


そう言って手を引く慎くんの姿にドキッとしたのは言うまでもない。