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第35話

警報、発令。
【あなた】
いっつもからかわれているので、
寝顔の写真でも撮ってインスタにあげてやろうかと
慎くんの部屋にそーっと入る。


「すぅ………すぅ…」


真っ暗な中で、
聞こえるのは規則正しい寝息だけ。

携帯をポッケから出して写真を撮る。
フラッシュは必須だけど音は出ないようにした。

よし、これは使える。
そう思って部屋を出ようと踵を返した時だった。


慎「その写真どーするつもり?」
『ひゃぁっ!…お、お起きてたの?』
慎「フラッシュ眩しすぎ、起きるわバカ」


ぐいっと腕を引かれ、バランスを崩した私は
あっという間にベッドで慎くんの腕の中。
顔を向かい合わせているので、暗闇に慣れた目が、
嫌でも慎くんの綺麗な顔を近距離で捉えてしまう。


『ええっと…その、ご、ごめんなさい?』
慎「ん、別にいいよ」


あれ?優しい…寝起きだから?なんて、考えていた私は次の瞬間に間違っていたと思い知る。


慎「まあ…男の部屋に入ったからには、
ただで帰すわけないけどね」


フッと片方の口角だけを上げて、ニヤリと笑う色気たっぷりの慎くんに、私の中で警報が発令される。


慎「チュッ」
『んっ!』


散々キスを落とされ(フレンチキスみたいな軽いやつ)
最後には首筋になんかチクッと痛みが走った。


『っ、な、何今のっ!噛んだっ?』
慎「(コクリ)」


普通に頷いた慎くんの腕からなんとか抜け出し、
ヨロヨロと自分の部屋に戻った。