~最長timelimit 340日~
-マサイside-
俺は1人で黙々と考え事をしていた
‥ポーン ‥ンポーン ピンポーン
「はっ!」俺はインターホンの音に気付き急いで玄関へと向かった
俺は一応誰か確認し、見慣れた2人だったため急いでドアを開けた
「遅いよー!」とンダホは言いつつ家の中へと入っていった
「忙しかった?」とモトキが俺に聞いてきた
「うとうとしてただけw」と俺はモトキに言った
「そう‥? なら良いけどw」とモトキは少し疑いながら言った
俺がまず隠し事が苦手だが、こういう少しの変化にシルクとモトキは敏感だ
いつもなら頼れると思うのだが、今日は少しだけ敏感なのが怖かった‥
あのメールの事を知られてしまったんじゃないかと不安になる‥
あの2人は別に元々敏感だった訳じゃない
確かに気がきいて察しは良い方だった
だがあの中学での出来事からあの2人は少しだけ変わった
極度に何事にも敏感になった
あんな事があれば、人を信じられなくなるだろう‥
疑っているからこそ、2人は敏感なのだ
俺らの事は流石に疑っていないが、健康面や精神面で気を使っているから少しの変化にも気づくんだ
そんな事を考えつつリビングへと向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。