第30話

27話
487
2020/11/19 08:00
~最長timelimit 340日~

-マサイside-

俺は1人で黙々と考え事をしていた

‥ポーン ‥ンポーン ピンポーン

「はっ!」俺はインターホンの音に気付き急いで玄関へと向かった

俺は一応誰か確認し、見慣れた2人だったため急いでドアを開けた

「遅いよー!」とンダホは言いつつ家の中へと入っていった

「忙しかった?」とモトキが俺に聞いてきた

「うとうとしてただけw」と俺はモトキに言った

「そう‥? なら良いけどw」とモトキは少し疑いながら言った

俺がまず隠し事が苦手だが、こういう少しの変化にシルクとモトキは敏感だ

いつもなら頼れると思うのだが、今日は少しだけ敏感なのが怖かった‥

あのメールの事を知られてしまったんじゃないかと不安になる‥

あの2人は別に元々敏感だった訳じゃない

確かに気がきいて察しは良い方だった

だがあの中学での出来事からあの2人は少しだけ変わった

極度に何事にも敏感になった

あんな事があれば、人を信じられなくなるだろう‥

疑っているからこそ、2人は敏感なのだ

俺らの事は流石に疑っていないが、健康面や精神面で気を使っているから少しの変化にも気づくんだ

そんな事を考えつつリビングへと向かった

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