-シルクside-
メンバーが来る間他愛ない話をしていた
誰かと居ると弾けられる気がする
やっぱり、この7人でフィッシャーズを結成出来て良かったなと改めて実感していた
すると、突然インターホンの連打が聞こえた
あいつらだなっと思ってドアを開けた
「連打すんなよww 早く入れよw」とドアの前で踊っているダーマと笑っている4人に言った
やっとメンバー全員集合だ!
久し振りだと喜びが込み上げてくる
「撮影の前にスマブラ大会しよーぜ!ニカッ」と俺が笑顔で言うと
「おう!やろーぜ!」とメンバーが言ってくれる、幸せだなぁと実感した
~1時間後 スマブラ大会終了~
-モトキside-
「またダーマが優勝かよww」と俺が言うと
「まぁお前らには負けた事無いからなっ!w」とダーマがドヤ顔で言ってきた
「いや、この間俺が勝ったじゃん」とシルクが言った
「あっ、確かにww」とダーマは笑った
何となく区切りが付いて撮影の準備をする
今日は何をするのか、いつも通り聞かされていない
不安な様な楽しみの様な、不思議な気持ちだ
「おーい、モトキー!撮影するぞー」とマサイの声がした
「今行くー!」と俺は元気に皆の元に向かった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。