第42話

39話
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2020/12/01 08:00
~最長timelimit 340日~

ーマサイsideー

またスマホから着信音がした

ンダホからの返信だった

熱はないがシルクはまだ眠っている

心配だな…俺はそう思い再び額と頬を撫でた

「ん…」小さく声がして見るとシルクが起きた

「シルク良かった…!」と俺が言うと戸惑った表情でシルクは言った

「あ、貴方誰ですか…?」は?どういう事だ?

「俺だよ、マサイ」と俺はシルクを見て言った

「マサイ…?分からない、ごめんなさい…」とシルクは呟いた

「忘れちまったのかよ!」と俺はつい大きな声でシルクに言ってしまった

「あっ、ごめんなさい…痛っ…」シルクは俺が大声を出した事により怯えてしまって、痛っと言い頭を押さえた



ーモトキsideー

「シルク起きたの!?」と俺はうどんを作り終わり一応頭痛薬を持って寝室に来た

「すみません、頭痛薬貰えますか…?」とシルクは何かに怯えている様で俺に敬語を使っていた

「あ、うん…」と言って俺はシルクに頭痛薬と水を渡した

「ありがとうございます、痛みが退いてきました…ニコッ」とシルクは俺を見て崩れそうな消えてしまいそうな笑顔で言った

「その…何でシルク敬語なの…?」と俺は疑問に思っていた事を聞いた

「記憶が無いみたいで、貴方達の事を覚えていなくて…ごめんなさい…」とシルクは下を向いて言った

え…?シルクの記憶が無い…?

俺は戸惑った…

「マサイ…俺はこれから来るメンバーに事情を説明するから…だからマサイはシルクと先に病院に行って」と涙が溢れそうなのを抑えながら俺は声を振り絞り言った

「分かった…シルク病院行こ…」と言ってマサイはシルクに言った

「分かりました…」と言って素直にシルクはマサイに着いていった

「じゃあお願いね…メンバーには伝えとくから…」と言ってマサイとシルクを玄関まで見届けた

2人が居なくなって気が抜けたのか俺の目からは一筋の涙が流れた

なぁシルク…

記憶何て直ぐに戻るよな…

俺らの友情はこんなものじゃ切れないよな…

信じてるから、俺はお前らしか信じてないから…

だから…だから待ってるから…

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