第6話

6話◡̈*♡.°⑅
1,349
2018/09/13 10:51
それから私は、スカイピースが出かけている間に、ちょこちょこ荷造りを始めていた
テオくん
テオくん
なな〜、明日買い物いくんだけど、一緒に…
あなた

ごっ、ごめん!まだ作業残ってて、明日は無理かも…

じんたん
じんたん
そっか〜残念だけど、わかった!!
あなた

ごめんね💦

スカイピース
スカイピース
全然だいじょぶ!
荷造りの作業をするために、一緒に買い物にいけないことも多かった。
そして、一週間後には全て荷造りが終了した。
このままいても、すべてダンボールの中に詰めているので、あまり生活ができない。
つまり、もう出ていかなければならないということだ。
ちょうど、明日はスカイピースが1日撮影に行っている。
本当は私も行かなければいけないのだが、草刈サンに呼ばれている、という嘘でなんとか誤魔化した。
私は、明日、このシェアハウスを出ていく。
私は、スカイピースが帰ってきた時のために、置き手紙を書くことにした。
そして、このダンボールと机しかないからっぽの部屋で、ペンと便箋を持って。
何を書いたらいいのか、、。
別れる手紙なんか書いたことがないから、ちっともわからない。
まずありがとうなのか、それともごめんなさいなのか。
そして一晩中考え、やっとこさ置き手紙を書き終えた。
草刈サンにも明日には出ていくことを伝えた。
新しいマネージャーはあと一週間後に来るらしいから、それまでいていいよとは言われたけど、もう荷造りもしちゃってるし、明日出ていくつもりだったので、断った。
明日、私の中で、何かが変わる。

プリ小説オーディオドラマ