第46話

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2020/11/15 14:05
胡蝶しのぶside



御館様によって緊急呼び出しが掛かった。


最近は柱合会議が無かったので柱の皆さんに会うのも久々で。


私はあなたに会うことだけを楽しみに浮き足立っていた。















しかし、それはいとも簡単に破壊される。










御館様
御館様
よく集まってくれたね。


御館様の声はいつもより暗かった。










それより、あなたがまだ来ていない。










御館様
御館様
単刀直入に言うよ。  あなたはもう鬼殺隊を辞めなければならない。



御館様の冷酷な一言に柱全員の動きが固まった。










あなた、が?



鬼殺隊を辞める? そんな訳ない。










御館様
御館様
上弦ノ弐との戦いで全身を負傷している。

たまたま近くを通りかかった、未熟な鬼殺隊の隊士を守って左腕がないそうだ。


淡々とあなたの容態を伝えていく御館様。









ひゅうひゅうと息が上がる。









また、あなたは人を護って、!!

















蝶屋敷には来ていなかったのに??

あなたが左腕が無くなるほどの怪我、?
















































上弦ノ弐________?










戸惑いと同時にふつふつと怒りが込み上げる。












胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そいつは今どこに!?


刀に手を当て、立ち上がろうとした所で御館様の制止がかかった。












御館様
御館様
しのぶ。    何もあなただけが怪我したとは言っていない。

あなたはしっかりと責務を全うしたよ__________



責務を全うした。










それはその鬼を斬ったという事を指す。























柱合会議が終わった後、一言も。

誰も。発さなかった。









初めてあなたが柱に来た時、どうするものかと頭を抱えていたのに。










あなたが心を開いてからはうるさいくらいだったのに。










それが心地よかったんだと、気付かされる。
























初めに動き出したのは不死川さんだった。













不死川実弥
不死川実弥
俺はあなたがそんな弱っちいと思ってねェ。


そう発したのは良いものの、顔は不安で一杯って顔をしていた。























あなたが居るのは 珠世さんのところだと御館様が言った。




















会いに行くべきか。










でも、もし本当に酷い怪我だとしたら、私はそれを受け止める自信がない。


































もう少し、信じよう。
















不死川さんが帰ってきて、 怪我なんてしてねぇじゃねぇか! って











あなたを連れて帰ってきてくれる未来を願おう。

























































































今の私はそれしか、出来ない、。





























































































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次かその次のお話でラストっとなります!!









ここまでご愛読して下さった皆様!!
本当にありがとうございました!!









って言っても、実は明日からテスト期間になるので更新できないと思います、、、










終わり次第直ぐに更新致しますので、 誰end なのか楽しみにしててくださいッ!!









凪でした!!

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