あなたside

しのぶに治療してもらい、何日か泊めてもらったけどやっと自分の屋敷に帰ることが出来た。

なので、自分の屋敷から御館様のところに向かってた所なんだけど、。

後ろから急に声を掛けられて変な声がでた。

声を掛けてきたのは時透さん。

やっぱり話したことがないので緊張はする。

出来るだけ冷静に対応しようと息を整える。

下から覗きこまれるように言われてドキッとする。

色んな意味で。

どう返したらいいのか分からない。

真っ直ぐ見られると余計ドギマギして。

出来るだけ慌ててるのがバレないように下の前で呼ぶ。

髪はサラサラで、よく見るとまつ毛が長くて。

さぞかしモテるんだろうなぁ、って見てたら

って笑いかけられた。

私が見てきた無一郎くんは失礼ながら良いイメージが無かったから驚いて。

と言って目を逸らした。

年下の癖に心臓に悪い笑い方するなぁって、。

再び視線を合わせられる。

あいにく今日は柱合会議。

断る理由も持ち合わせておらず、

と返した。

御館様の屋敷まで着くのが長い時間に感じた。

やっぱり無一郎くんに慣れるのは時間が掛かりそうで、。

御屋敷についてほっとする。

しのぶと蜜璃ちゃんに会える!!それだけが楽しみだった。

ｸﾞｲｯ

そんなことを考えて上の空でいる私の手を無一郎は握って屋敷に入っていった。

必死に手をブンブン振るけど離してくれそうな素振りは一切なくて。

そのまま柱の皆さんと会うことになった。

私が入って1番に反応してくれたのはしのぶ。

そして私たちの手を見てぎょっとした。

人を殺しかねない笑顔に私が1番驚いた。

私の手首を握り強引にでも離そうとする実弥。

それに冷静に対応する無一郎くん。

宇髄さんは訳の分からないことを言い始めた。

4人目の嫁？

丁寧に辞退させて頂きたい、。

悲鳴嶼行冥さんは私の傍に来てお経を唱える。

なんかでっかくて安心感があって、   お父さんみたい。

蜜璃ちゃんは私の腕に抱きついて可愛いことを言ってくれる。

そう言ってから若干の後悔。

背中に視線が刺さる。

それは見なくても  伊黒さん  だと分かった。

ごめんなさい。でも蜜璃ちゃん可愛いんです。

そう言って頭を撫でる煉獄さん。

どう見ても平和には程遠い。









皆、おかしい。

















私こんな好かれるキャラじゃないもん。

どちらかと言えばしのぶとかを引き立たせるサブだよ、？

無口で、愛想もないし。

そんな時後ろから冨岡さんが現れた。

実弥としのぶ以外、なんの事？って顔をしてて。

そう説明すると































































































冨岡さんに恐ろしいほどの視線が突き刺さった。

ごめんなさい。冨岡さん。

私、やらかしたかもしれません。

な、南無阿弥陀仏､!!!

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