第4話

12,457
2020/11/04 14:28
しのぶside

胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
、!

あなたちゃんを追いかけて入ったのは重苦しい空気に包まれた森。

嫌な感じがする。気持ち悪い。

あなたちゃんを見つけたのは森に入ってから数分後の事だった。


あなたちゃんは頭に傷のある少年と籠の中の おそらく 鬼 を
背後に置き、鬼から庇っていた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたさん!

あなたさんはちらっとこちらを見て、また目線を外した。



そして、。






































































あなたちゃんは全集中の呼吸の構えを取った。
あなた

無の呼吸 壱の型 欺瞞

胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
っ、
自然と息を飲んだ。

背筋がゾクゾクする。楽しみで仕方ない。






















そう思っていると辺りが真っ暗になった。


その中でぼやっと光っているのは あなたちゃんが作り出したであろう闇の空間。
あなた

無の呼吸 肆の方 虚言


あなたちゃんがもう一度型を出した頃には

鬼は消滅していた。あなたちゃんが、。斬った。

私たちが来る必要は無かったみたいだ。

そう思って冨岡さんを見ると
冨岡義勇
冨岡義勇
、。
ぐっと目に力が入っていた。


こんなに強い人。久々に見た。

遥かに私を超える 鬼殺隊。








































竈門炭治郎
竈門炭治郎
あ、あのっ、!ありがとうございました、!

あなたちゃんに庇われていた少年が礼を言う。
あなた

......


それに対してもあなたちゃんは答えなかった。

ただ目を動かすだけ。


にしても。

この少年が連れている 少女は、。
冨岡義勇
冨岡義勇
蝶屋敷へ。


そう思った時冨岡さんがそう言った。

確かにどちらも大怪我を負っている。

治療する必要があるだろう。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
さぁ、蝶屋敷へ。 ある程度治癒するまでだけど。

私がその少年少女を連れていこうとした時。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
こ、この人は連れて行っては駄目ですか、?


あなたちゃんを指さして言ったのだ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたちゃん、? 何故、? どこも怪我してないように見えるけど

当の本人は何も言わない。

目すら合わない。





































































竈門炭治郎
竈門炭治郎
この人は、、

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