(莉犬くん視点)
さとちゃんww心配しすぎだしww
かわいいwww
あれ、さとちゃん顔赤くなってる
え、かわいい、
(バァンッ)
あ、花火
(さとみくん視点)
いや、かわいいかよ。莉犬。
もう1年か、
あのとき、ここで莉犬に告ったな~
絶対叶う訳ないって、
思いだけでも伝わればって、
モヤモヤした気持ちを晴らそうと思っただけで、
伝えたら、
急に莉犬が泣き始めて、
あのときはびっくりした。
(パァンッ)
花火を見ながら莉犬は言った。
懐かしいな。
あのとき2人で指切りげんまで約束したんだな
めっちゃうれしそうじゃん。莉犬
そんなに2人で着たかったのかw
そう、莉犬は無邪気な顔をして言った。
(ひゅ~~~)
(バァンッ)
夜空に金色に光った花火が花のように散って消えていった。
とても綺麗で、俺も莉犬も周りの人たちも、その花火に目を奪われていた
綺麗に咲いて、綺麗に散る。
どんなことでも一番大切と言ってもいいようなこと
(バァンッ)
赤やピンク色の花火が咲いた。
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学校いやれす
はぁい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。