深澤
「俺と、付き合ってください…」
あなた
「え……、」
深澤
「あ、やっぱり俺じゃダメでしたよね、そんなに話したこともないし、今の、忘れてください!じゃあ!」
あなた
「(ギュ」
深澤
「え、」
あなた
「無かったことになんて、出来ません…泣」
深澤
「え?!、ちょ?!え?!なんで泣いてるんですか…?!」
あなた
「ご、ごめんなさ…泣」
深澤
「……」
あなた
「返事、言わせてください…」
深澤
「はい、」
あなた
「お願いします…」
深澤
「っしゃあ〜!」
あなた
「ふふっ、」
深澤
「…(ソソッ」←離れた
あなた
「え?!なんかの儀式ですか?…」
深澤
「あはっ!いやいや、今近くにいたら嬉しさでちゅーしちゃいそうw」
あなた
「…(ピョンッ」←近くに行く
深澤
「…?」
あなた
「離れません!」
深澤
「〜///!!」
ギュッ
あなた
「わっ、」
深澤
「かぁいい」
あなた
「ふふっ」
数ヶ月後、あんなことになるなんて知ってたら付き合わなかった…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!