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第17話

CHAPTER17
翌日ー。

百瀬は光の家のインターホンを鳴らす。
百瀬
……。
……光の両親は共働きで朝早くからの出勤ため、光が
目を覚ます頃、家には光だけ。
百瀬はとりあえず、何回もインターホンを鳴らした。
ー光だけなら、迷惑にならないだろう。
すると、家の中から足音が聞こえた。
そしてガチャリと玄関ドアが開く。
…………
ーそこには、ムスッとした表情の光が立っていた。
百瀬
おはよう、光。
ももちゃん……インターホン、うるさい……。
迷惑ですよ……
百瀬
はいはい、ごめんね。
……ていうか約束の時間!
まだパジャマじゃん……。
まぁ……いつもの事だけどさぁ
ふぁ……、すぐ準備するから……。
ももちゃんとりあえず、家上がってて
お邪魔します、と一言いい光の家に入る。
百瀬
本当、光って朝弱いよね〜
どうするの、彼とデートのとき
遅刻なんてしちゃったら
その時は、ちゃんと起きるよ!
百瀬
私だから起きなくていいっていう
事じゃ、ないんだけどね。
えへへ、結構ももちゃんは起こしに
来てくれるからついつい……。
百瀬と光の家はさほど遠くない。
そのため、お出かけする時や朝早い時は必ず百瀬が
お迎え……モーニングコールをしに来る習慣になっている
……ももちゃん、格好変じゃない?
百瀬
ん、大丈夫。いつも通り可愛いわよ。
ほら、お母さん朝ごはん作ってって
くれてるんだからちゃんと食べて行きな?
テーブルの上には、ラップされた朝ごはんが置かれていた
……でも、食べてたらももちゃんを
もっと待たせることに……
百瀬
そう言うんだったらちゃんと起きましょうね
……ほら、私の事は構わなくていいから!
は、は〜い……いただきます。
光は、待っている百瀬を気にかけながら、せこせこと
ご飯を食べる。
ごちそうさまでした!
……おまたせ、ももちゃん!
百瀬
うん、大丈夫だよ
それじゃ行こうか?
……家の戸締りは大丈夫?
バッチリだよ!
玄関ドアの鍵を閉め、ショッピングセンターへ向かう。
〜♪
何か可愛いお洋服あるといいなぁ〜
百瀬
その前に展示会の材料、ね?
わ、わかってるよ……!!
足りないものって額縁とインクだよね?
百瀬
そうそう、額縁は大きいし持って帰るの
大変だから最後に買おっか。
そうだね、そういえば、ももちゃん
光の問いかけに反応するや否、優しく髪に触れられた。
百瀬
っ!?
な、なにっ!?
ふふっ、髪の毛伸びてきてるなぁって思って
私、ももちゃんのロングヘア見てみたいな
百瀬
ロングヘア……?
私は嫌よ、長くて鬱陶しいんだもん
……光は長くて邪魔じゃないの?
んー、もうずっとロングヘアだから
慣れたかなー?
……でもお手入れは大変だけどね
百瀬は、そっと自分の髪に触れた。
百瀬
そうね、確かに伸びてきたかも。
今度時間ある時切りに行かないと
ええぇっ、切っちゃうの……!?
私ももちゃんのロング見たいよー!
百瀬
やだってばー!
私はロングよりショートのほうが好きなの!
洗うのも手入れも楽だし。
ももちゃんのケチー!!
百瀬
……もう……ほら、ショッピングセンター
もうすぐ着くから落ち着いてよねー?
やっと、目的地に到着し方を撫で下ろす百瀬だった。