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第1話

CHAPTER1
あの……入部したての時、初めて撮った写真には
『奇跡』と『偶然』が納められていた
その写真を見た瞬間、メインで撮ったモノよりも
輝いて見えた、その笑顔。


私は……写真に写った、あなたに一目惚れをしたー
…………………………………………
はぁっ……♪
幸せぇぇ……
私は真野 光(まの ひかり)と言います。
高校1年生、写真部に所属。
只今、カメラのフォルダを絶賛閲覧中
百瀬
光ったら、そのフォルダ
毎日見てるよね。
まぁ、よく飽きずに似たようなもの
見てられるよねぇ
この子は、石田 百瀬(いしだ ももせ)
私はももちゃんって、愛称で呼んでいる
私の、親友で一緒に写真部に所属してる
何時間でも見てられるよ♪
ーほら、ももちゃん見てよコレ!
すごく良い瞬間にシャッター
降りたと思うんだけど!!
光は百瀬にカメラを見せてくる。
そこには、サッカーをしていてシュートを
打つ瞬間の写真が。
これもまた、彼は笑顔だ。
百瀬
はいはい、それ何十回も見たわ
本当に、光はその人が好きだよね
ーすごい執着してる。
だって……好きなんだもん!!
百瀬
そんなに好きなのに名前もクラスも
学年も知らないって逆にすごいと
私は思うけど?
写真だけじゃなくて行動したら?
確かに、ももちゃんの言うことは正論で。
でも、話しかける勇気なんて無い
だってーもしその人に彼女がいたら?

そうやって、考えると行動出来ない
他の部員に聞けば?って思う人もいるかもしれない
大抵の部活は先輩がいるしわかるんじゃないかって
思うよね?
でも、生憎この写真部には先輩なんて存在しない
部員だって、ちゃんと毎日出てるのは
私とももちゃんだけ。
あと、二人一年生がいるらしいがもう幽霊部員化。
でも……いいの
こうやって写真眺めてるだけでも
私は幸せですからぁ
百瀬
私だったらそんなの耐えられないなぁ
あ、光さぁ今回も作品出展しないの?
いつも私だけ飾られてると
恥ずかしいんだけど……。
月に一度、その月の特徴あるものとか、自分が
いいなって、思ったものを写真に納め学校内に
展示する決まり。
でも、私がいいなって思うのも、彼。
その月の特徴も毎日変化する、彼。
百瀬
風景写真とか、撮ったら?
光、写真撮るセンス私より
全然良いんだから学校内に
飾ったら凄く評判良くなると
思うんだけどなぁ……
彼、以外私興味湧かないよ。
百瀬
顔も可愛いし誰からも好かれるのに
宝の持ち腐れだなぁ
ーあっ、光が入部して最初に
撮った写真、展示したら?
彼だって遠くに写ってる位だし
飾れば何か情報が出るかもよ?
そう、学校内に展示するとその写真をみた生徒
たちは、写真の飾られた壁にコメントを書いた
付箋を貼るという謎の習慣がついている。
ー百瀬の展示する写真にも毎回沢山のコメントが
壁に貼られている
……それ……ちょっと良いかも?
ー写真を眺めているだけなんて……正直言って
我慢ならない。
本当は、直接会って話したい。
なら、一度……試しに展示してみよう……かな