無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第13話

CHAPTER13
榊くんは、数学が得意らしく、どんどん私の間違えた問題を
分かりやすく説明しながら教えてくれた。
お、終わった……!!
大翔
時間、かかったなぁ〜……。
お前丸ついてるの3問だけだしな
なっ……!!
言い返そうにも、できない。
ー榊くんの小テストは満点だから。
大翔
そうだ、今度また小テストあるんだよね
ま、また……!?
大翔
真野さんって……本当授業聞いてないよな
(だって……彼のことで頭が
いっぱいなんだもん……。)
大翔
次の小テスト、俺と勝負しない??
思いもしない言葉に、光の思考が追いつかない。
は……い?
大翔
俺が勝ったら俺の願い1つ聞いてくれない?
真野さんが勝ったら真野さんのお願い
何か一つ聞いてあげるよ。
ーこれって……チャンスなのでは……?
光はそう思った。
もしかしたら、榊くんが『彼』のことを知っているかも
しれない!!
ー私が勝ったら『彼の情報』を聞いてみる!
の、のった!!
大翔
へぇ、真野さんって賭け事興味あるんだ♪
そ、そういう……わけじゃ…
ないです……けど……。
大翔
まぁ、そうと決まれば本気だしてくよ!
ま、待って……、私榊くんに……
本気……出されたら勝ち目……ないです、よ!
光の言葉に、榊はニコッと笑った。
大翔
賭け事持ち出してまで、俺には
真野さんに頼みたい『願い』が
あるんだよ♪だから、気なんて
抜けるわけないでしょー?
……願いって……?
大翔
それは秘密、な?
榊くんが、そっと人差し指を唇にあて秘密のポーズを
して微笑んだ。
それと同時に先生の声が教室に響いた
先生
よし、そろそろ終わったかー?
授業もいい時間だし……。
机を元の位置に戻してくれ。
時計を見ると既に授業終了時刻の3分前を示していた
先生
次回の数学の時間は小テストやるからな!
全員ちゃーんと勉強するんだぞ?
あ、そうそうこの前の小テストで一定点数
取れなかった奴……このクラスには一人、か
……その言葉を聞き、光はぎくっ、とする。

……ま、まさか……私1人なんて……ね?
先生
真野、今日の放課後2ー2で勉強な?
……あぁ、他のクラスの人もいるから
安心しろよー!それじゃあ、号令。
お、終わった……。
生徒が号令をかけ授業を終えると、光は魂が抜けたように
机に突っ伏した。
大翔
……お前……1人で居残りじゃん
……最……悪だよ……。
百瀬
ひ、光……、生きてる?
ももちゃぁぁん!!!
百瀬の声を聞き、ガバッ!と机から顔を上げ百瀬に抱きつく
百瀬
ドンマイ、光!
ー今日展示のことであの先生の所
行こうと思ったけど私だけで行ってくるよ
……光は勉強してよ?
や、やだよっ……!!
私も行くよ!ももちゃんだけに
任せるなんてしないよ!
……先生の所行ってから私居残りに……
百瀬
数学、何点?
あ……ぇ……?
大翔
2点。
しらばっくれようとした光だが、隣の席に座っている
榊ら会話に入り込み、点数を暴露した。
……!?!?!?
大翔
石田、こいつ2点だったよ
なななっ……なんで……ばらす…の!?
そう聞いたものの、榊はピースサインをして席を外した
百瀬
勉強、優先ね?
ももちゃぁぁぁぁぁぁんー!!!