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第14話

CHAPTER14
ようやく、6限目もホームルームも終え生徒たちは
一斉に教室から出ていく。
……じゃあ……ももちゃん……
よろしくお願いします……。
百瀬
はい、任されたよ。
光も居残りちゃっちゃと終わらせちゃいなよ?
終わったら門で待ってるからさ
……それじゃ、先生の所行ってくるね
ありがとう、ももちゃん!
……うん、行ってらっしゃい♪
百瀬と別れ、先生に指示された2年2組に向かう。

そういえば、2年2組はさっきの数学の先生が担任を持つ
クラスだ。
……結構人数、いるのかな……?
ガラッと扉を開けるとー
そこは、シンとした教室だった。

……人一人いない。
先生もいない。
ま、まだ……みんな来てないだけだよね?
うん……絶対そう……。
……先生は今ももちゃんといるのかな?
ちゃんと部費のこと、なんとかなるといいんだけど……。
……みんな、こない。
とりあえず、勉強してよっかな。
榊くんに勝てば……彼の情報をっ……!
そう思うだけでやる気が出てきた。

光はイヤホンをして音楽を流しながら勉強を始めた

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黙々と勉強をしていると、急に肩をがしっ!と掴まれ
びっくりする光。
ひゃっ!?!?
だっ……誰っ!?
イヤホンを外し、くるっと後ろをむく。
亜希
やっほ、光!!
あ、亜希ちゃん!!
……もう……びっくりさせないでよ……
亜希
えへへっ、ごめんごめん!
光がいたからつい、ね♪
……もう……。
って、亜希ちゃん、もしかして……
亜希
そう、私も居残りだよ〜。
はぁ……小テストって聞いてなくてさぁ
勉強、してなかったんだよねー
やれやれ、と亜希はいい、ノートとワークを開く
亜希
そういえば、他の子達は来ないのかな?
……集合時間から結構時間経ってるよね?
……そうだね。
なんだか2人だけって寂しいね
亜希
そうだねぇ〜!
どうせ先生も居ないんだしお喋りしよ!
……う、うん……!
光と亜希はシャーペンを置き、お喋りを始めた。
亜希
光は、小テスト何点だったの?
わ、私……?
え、と……に、2点……?
亜希
なんで疑問形なのよ
……2点って……あははっ!!
光って結構おバカなんだね!
す、数学だけだよっ……!!
それに……じゅ、10点満点……の
テスト……だもん……!!
そういう、亜希ちゃんは……どうなの?
亜希
私は、5点だよ
あと一点あってれば居残り回避
出来たのになぁ。
それを聞いて光はびっくりする。
勉強してないのに、5点も取れたの?
……亜希ちゃん頭いいんだ……!
亜希
ふふーん♪
サッカー部は定期テストで赤点とったら
即退部、だからね!
私はちゃんと、マネージャー続けたいから
勉強はちゃんとやってるの。
……サッカー部って……そういう
規則が……厳しいって、聞いた事
あった……けど本当にそうだったんだね
だから、サッカー部に所属している人はみんなテストの
点数が高かったんだ……。
でも、亜希ちゃんそれまでして
マネージャー続けたいって
思う理由って??
亜希
……好きな人、の為かな?
そのためにも私はマネージャー
やめられないからね!
柔らかい表情で笑った亜希ちゃんは、とても可愛かった。

ーその瞬間、チャイムが鳴った。