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第8話

CHAPTER8
向こうの廊下から歩いてきたのは、綺麗な黒髪の
ロングヘアの女の子。
ーとってもストレートでサラサラしている。

制服ではなく、ジャージを着ている。
女子
ちょっとあんた達!!
遅いなぁと思ったら
こんな所で道草食って!
男子
わっ……亜希かよ……。
亜希
何よ、なんだ、って!!
それに、この子困ってるじゃない!
ごめんね、大丈夫?
ニコッと笑いかけてくれる、女の子。
あ、あ、ありがと……う、ございます…
亜希
何か、探し物?
この男子達よりも私の方が
きっと頼りになるわよ!
男子
ちょっ……おい亜希!
亜希
あんた達は練習行きなさい!
私も後からすぐ行くから!
ドンッ!と男子二人を押し、笑顔で送り出す。
あ、あの……ありがとうございます
亜希
それ、さっき聞いたよー!
お礼なんていいの!
ごめんね私の部員が……。
い、いえ、全然……大丈夫です
亜希
私、サッカー部のマネージャやってる
相良 亜希(さがら あき)、っていうの!
よろしくね!
とっても笑顔の似合う人だな、と光は思った。
肌は少し黒く、日に焼けている。
ー身長も160cmくらいありそう。
あ、私……真野 光、です……。
亜希
ちっちゃくて真っ白で可愛いねぇ!!
ぎゅっ、てしたくなっちゃう!
といいながらも、光に抱きつく亜希
亜希
あ、写真部なの?
いいねぇ、カメラカッコいい!
そ、そうですか……?
亜希
うん、カッコいいと思うよ!
……それで何か探してる、とか
アイツらが言ってたけど……。
ーこの人なら、もしかしたら『彼』のことが知ってるかも
しれない。
あ、あのっ……!
この人……探してるんで……す!
そう言い、光はフォルダに入っている彼の写真を見せた
亜希
……うーん……ごめんね、知らないかな
力になれなくて悔しいなぁ
そ、そうです……か。
ありがとうございます
控えめにお辞儀をすると、光は回れ右をして百瀬の所へ
帰ろうとした。
亜希
あ、まって!
……?
亜希
せっかくだし、おしゃべりしない?
ー私部活行かなきゃなんだけど……
男子しかいない部活だから暇でさ!
でも……ももちゃんが……。
ー心配してしまう。
ももちゃんの所に帰らなきゃ。
亜希
少しだけ!私、光と仲良くなりたいんだ!
圧力に負け、コクっと頷くと亜希はパァァッと満面の笑み
浮かべた。
亜希
じゃあ、グラウンド行こ!
わっ!?
腕を引っ張られ、グラウンドへと連れていかれた。
なんだか、すごく天真爛漫な人だ。
ー誰からでも好かれそう。
それでいてちゃんと注意することは注意するー。

私とは真逆の世界に住む人みたい、だな。