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2020/08/09

第7話

過去の記憶
千鶴ちゃんに背中ぽんぽんされると落ち着く…
千鶴
千鶴
ふふ、なんだか紫乃くん…いや、紫乃ちゃんってちょっと子犬みたい
紫乃
紫乃
子犬じゃないもん…
左之助
左之助
落ち着いたか?
沖田
沖田
左之さん、泣かせたんだからごめんなさいでしょ?ふふっ
左之助
左之助
なんか言い方腹立つなぁ…
でも紫乃悪かったな。
紫乃
紫乃
いいよ、別に謝らないでも
千鶴ちゃんとくっつけたし、ふふん
千鶴ちゃんとイチャイチャ羨ましいだろ
僕だけの特権だぞー
千鶴
千鶴
あ、あのね
紫乃ちゃん泣いてる時に私の事
おねぇって呼んでたの覚えてる…?
紫乃ちゃんっておねぇさんがいるの?
紫乃
紫乃
え…なにそれ
僕、一人っ子だったよ…
おねぇ…なんか凄く引っかかる

懐かしくて暖かいのに悲しくて苦しい

何か思い出せそうなのに

記憶にモヤがかかってよく見えない…
紫乃
紫乃
おねぇ…おねぇ…
ううん…ごめんね、こっちの時代の紫乃の記憶なのかもしれない…でも思い出せなくて…
でも千鶴ちゃんが僕のお姉さんに似てたのかもね
千鶴
千鶴
お姉さんなんて!
私、そんなにしっかりしてないよ?
紫乃
紫乃
そんな事ないよー
しっかりしてるだけがお姉さんの定理ではないでしょ?
でも千鶴ちゃんと居るとなんか凄く落ち着くんだよね。
斎藤
斎藤
…話をしてる所済まない
夕飯の支度が出来たので持ってきた
夕飯…?

もうそんな時間なのか…
左之助
左之助
おー悪ぃな
とりあえずお前ら食べろ
紫乃も泣いたから疲れてお腹空いたろ
質素だけど、和食なんて久しぶりだな

美味しそう…
千鶴
千鶴
って…皆さんご飯は?
左之助
左之助
心配しなくてもお前らが食べたの見届けたら交代で来るやつと変わって食べにいくよ
千鶴
千鶴
お手数をお掛けしてすみません…
沖田
沖田
まぁ君たちが逃げるとも限らないから監視を付けてるんだけどね
手数と言うか、しょうがないよね
まぁ、そうだよなぁ…

でも出来ればこの時代の過去の記憶も欲しい所ではある

傷がない理由も、気配が突然分かるようになった理由も、おねぇの事も…

だからどうしても外に出ていきたい

それが幹部の同行がありの状態でもなんでもいい
紫乃
紫乃
ねぇ、もし…
もしもの話ね
僕が幹部の皆程じゃないけど、当たり障りない程度に強かったら
自分の身が守れるくらいに強かったら
誰かが着いててもいい、外に出られる?
左之助
左之助
さぁー…どうだろうな
もし証明が出来て、土方さんを説得出来るなら…だが
でも無理だろうな
もし誰かが着いてたとしても、"口外"しないとは限らないし…
一応言っとくが、お前らは囚われの身だって事忘れんなよ
ずんと響く殺気が篭った声

…そんなに言われちゃ不味い事、知られちゃ不味い事なんだ、あれは

信用を勝ち取るのが先か…

…いや、出来る、やらなきゃいけない。
紫乃
紫乃
わかった、ごめん原田さん
左之助
左之助
…なんだ、お前肝が据わってんな
そういうのは嫌いじゃないぜ
紫乃
紫乃
へ、褒められても嬉しくないやい
だって外出られないんじゃねぇ…
左之助
左之助
だから…なぁ?
お前は自分の置かれてる状況を察しろって言ってんだよ…
肝が据わってんのか阿呆なのか…
紫乃
紫乃
阿呆とは失礼な!
そんなんじゃ女の子に相手して貰えないよ
左之助
左之助
余計なお世話だ
千鶴
千鶴
っ…ふふ…ふふふ…
紫乃
紫乃
なぁに笑ってんのさー!
千鶴
千鶴
ふふ…すいません…っ
紫乃ちゃん楽しそーだなぁって
紫乃
紫乃
もぉ……