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2020/08/06

第2話

かみさま
綺麗な所…


天国…とか?


まぁ…そりゃ死んだから天国か
紫乃
紫乃
あーあ…
神様いるのー?
なぁんで僕をこんな不幸にしてくれたかなぁ!
神様って乗り越えられない試練はお与えにならないって聞いたけどぉ!?
とりあえず叫んで見たけど居ないか…


それにしてもここは何も無いなぁ


柔らかい光があるだけ、なんだか自分は浮いてるみたい、、


まぁ幽霊だもんな僕。
かみさま
かみさま
ふふっ…。
紫乃
紫乃
っ!?
って…なんだ、人か…


…って!人!人だ!!
かみさま
かみさま
人ではないです
万物を司る神様…と言った方がわかりやすいでしょうか…?
…自称神??←(おい)

いや、天国(?)にいるし神様に会っても不思議じゃないか…
紫乃
紫乃
じゃぁ神様…
僕はこれから何処へ行って何をすれば良いですかねぇ?
あーー…もしかしてこれから審判が下って地獄へ移送…とか?
かみさま
かみさま
いいえ、生命を司る神がとんでもない失敗をしてしまいましてね……
貴方には申し訳ないのですが生まれる時間、時代を間違えてしまいました。
そして貴方に不幸を与えてしまった。
なので本当の時間、本当の時代へ貴方を戻そうと思います。
…但し"貴方が望むのであれば"ですが。
紫乃
紫乃
…本当の時間、時代…??
その神様のせいで僕はこうなったの…?
人生がめちゃくちゃじゃないか…
人間の事をなんだと思っているのか
失敗したゃったじゃ済まないだろ…
紫乃
紫乃
で?
もし転生して、そこでも不幸だったら??
どうしてくれんのさ、神様?
かみさま
かみさま
えぇ…そうですね…
失敗を隠すため貴方を元の時代へ転生させ、はい、おしまい…とはいかない事は重々承知しております。
なのですが、私たちにもどうする事も出来ないのです。
…微力ながら貴方に"神の加護"
簡単に言えば特別な力を授ける事くらいしか出来ないのです…
望まぬのであれば、このまま裁判にかけられ貴方を天国か、或いは地獄へ、審判を下さねばなりません。
…どっちへ転んでも地獄へ転んで行く可能性があるって言う事か…

まぁ…それなら、母親あいつが居ない時代へ行って、ちゃんと、僕が望むように生活が出来れば…

そっちの方が楽しいのかもしれない。
紫乃
紫乃
…転生、するよ。
失敗を隠すためっていうのが癪に障るけど…
でも、僕がその先で幸せになれる可能性があるんだろ?

…なら、その可能性に縋りたい…
かみさま
かみさま
えぇ、充分に貴方が幸せになる未来はあります。
それもこれも貴方の行いや、貴方の選択、それによって何倍も今より幸せになれるでしょう。
ですが、それは逆も同じ。
"貴方次第"なのです。
それだけはお忘れなきよう…

では…貴方を元の時代へ、転生させます。
パァァァっと明るい光に包まれ
かみさま
かみさま
貴方の身に神の加護があらんことを…
と言う神様の言葉が聞こえるとしんっと静かな場所へ降り立った。


ここは何処だろう…


風の匂いが…何故か懐かしい…


でも何かがおかしい。
静かすぎる。


そして…なんだこの胸騒ぎは…